独り言な茶話　～第2話～：今夜はスモーキーに

　なんとなく急に思ったことを何の理論も根拠もなくつぶやいていく、ハイパー身勝手、適当なブログです。あまり真に受けないでください。

　「正山小种」・・・別名「ラプサンスーチョン」。紅茶好きの人なら一度は聞いたことあるのではないでしょうか！？紅茶の歴史上もっとも早く出来た紅茶と言われてるお茶です。産地は「福建省武夷山市の桐木关」。その他で生産されたものは「外山小种」と呼ばれています。

　そして「正山小种」には松木などで燻製を施した「松烟香」、燻製をさせずに作る「无烟香、（別名：桂圆香）」があります。私は特に「松烟香」が好きで紅茶の中で3本指に入ります。燻製の強いものから弱いものまで、各会社ごとにさまざまあります。

　しかし全体としてこの「松烟香」は減少傾向にあります。理由は加工工程が複雑で手間がかかること、もう一つは最近の中国では清らかな香り（清香型）のお茶が流行っているからです。また「珍珠奶茶（タピオカのミルクティー）」など、再加工紅茶の飲み方が今流行っていることから、食材と合わせやすい紅茶が求めれられているのでしょう・・・私も好きですけど(；ﾟДﾟ)！！

　・・・ですが、これは私の願いですが、どうか茶農家さんが魂を込めて作った高級茶葉は、その業界に参入しないでいただきたい（涙）そして今流行りの再加工茶を否定するつもりは全くありませんが、それが本来の紅茶の味でないことを忘れないでいただきたいです。

　もしできるなら、忙しい中ですが時間を作っていただいて、ちょっと高いお金を払ってでも本当の紅茶の味わいを知っていただけたらと私は思います。飲み方は中国式や台湾式、英国式さまざまありますが、そこは自分の興味のある方でいいと思います。

　きっと新しい世界が広がると思います。

・・・・こんな感じです。では。